ネパールで結婚証明書を受け取り、結婚式も終えたあと、私だけが帰国しました。そして、ブリさんを日本に呼び寄せるための準備を行います。順番に手続きをしてブリさんが日本でも障害者の認定を受けていろいろサービスが受けられるようにするためです。ネパールで結婚証明書を受け取る前に、私の独身証明書をネパールの日本大使館で予めもらっていました。その時に大使館の領事の方から、今後の手続きの方法をいろいろと聞いていたので、その通りに手続きを進めます。
まず、行うことは、日本で婚姻届の提出です。ネパールでの結婚証明書は現地語なので、その原本と翻訳した文章を加えて市役所に提出しました。そこでは、私の戸籍謄本をもらいました。戸籍謄本には、私の名前だけが書いてあるだけで、ブリさんの名前はありません。よく読むと、私の項目の中に、ブリさんとの結婚が書き加えてあります。つまりブリさんはネパールの国籍のままですので、私がブリさんと結婚しています、とだけが書かれてあるわけです。ネパールでの結婚証明書は返却してくださいました。今度は、これと私の戸籍謄本と、私の新たな職場の給与証明書、昨年度の所得証明書(といってもネパールでしたのでJICAから証明書を発行してもらいましたが)とをもって入国管理局、最初は岐阜の出張所で聞きましたが、手続きには名古屋の出張所へ行きました。出張所では、ブリさんの在留資格証明書の申請書を受け取りました。とにかく手続きには時間と手間がかかります。でもブリさんのためです。面倒がらずに一つずつやるしかありません。あとは新たな仕事のため住所が変わるので、手続きは引っ越してからになります。
そこで引っ越し先を見に行きました。場所はブリさんが国立リハビリテーションセンターを利用できるように考え、また通勤圏ということで、所沢です。

今度の住まいはバリアフリーを探しました。不動産屋さんではバリアフリーと尋ねて、いくつか見せてもらいましたが、敷地周囲に会談があったり、スペースが小さく、ただ敷居の段差だけ解消してバリアフリーと呼んでいるものが多く、なかなか本当にバリアフリーと呼べるものがありませんでした。ようやく見つけたのが現在の住まい。ここは、なかなかしっかりしたバリアフリーです。でも完璧ではありません。ベランダの出入り口の段差や台所の高さと型が車いすでは使いづらそう。でもまあまあ使えるかと思い決めました。建物のアプローチは写真のようになだらかだです。

玄関もこの程度なら車いすでも大丈夫。多少の段はありますが、この段差のおかげで、ブリさんは車いすで一人で入るとき、前輪を段差に引っかかるようにしながら、後輪を空回りさせてタイヤの汚れを玄関マットでふき取っています。

台所でふつうのもの。流し台の下に車いすが入るスペースはないし、ちょっと高さもあります。ブリさんに負担がかかってしまっている。ごめんね。台所はなんとかできないか、考えます。

ベランダにでるのも段差があります。これは今後対処したいな。部屋の外は緑がきれいです。ブリさんの故郷も緑に囲まれていたので、この緑は重要です。

ドアフォンもついていますが、ブリさんは慣れるまでは出るのが怖いだろうな。

押入れは大きく、もう一部屋にもあります。車いすでの生活には、広くスペースをとることは必要なので、そのためには、収納が重要になります。

風呂場は手すりも付いていていいのですが、風呂場へのアプローチでは洗濯機が邪魔で、一人では無理です。

トイレは入居時に片側だけ手すりを付けていただけました。でも両方に必要なので、とりあえず反対側にはレンタルの手すりを手配。

ついでに近くの国立リハビリテーションセンターまで行ってみました。歩いて行けるけど、途中に線路を潜るので長い坂道が難点。でも環境としては、車いすでも移動できるように、歩道は広く、段差もなく、街もバリアフリーになっているようです。これはとても助かります。